てぃーだブログ › ゆいクリニック院長日記 › 母乳育児

【PR】

  

Posted by TI-DA at

2018年12月12日

おっぱいを長くあげて良いと知って安心しました。~看護学生感想

看護学校でちょっと脱線して母乳育児の講義をさせてもらって、下記の感想をもらいました。

・私自身まだ2歳になる子供に授乳している身であったため、すごく勉強になりました。
日本では周りの人に
「まだあげているの?」
とか
「もうやめたら?」
とよく言われるたびに嫌な思いをしてきたので、母乳育児の正しい知識がつけられて良かった!
「1歳過ぎたら母乳は水になる」
と周りに言われ続けてきたけどそうではないことが分かって安心した。

島袋コメント:
母乳そのものの成分は生後1ヶ月後ずっとほとんど変わらず、栄養も免疫成分も保たれます。
母乳は量依存性に子どもの健康をサポートするので、長くあげればあげるほど、子どもはたくさんおっぱいが飲めて、子どものためになります。

大きくなった子どもが人前で
「おっぱいちょうだい!」
というと、お母さんはちょっと恥ずかしいという人がいます。
そういう人のために、ちょっとしたアドバイス。
おっぱいと子どもに教えずに、何か当たり障りのない言葉を教えておきましょう。
私の知り合いは、おっぱいのことを
「マミー」
と教えたそうです。
子どもが電車の中で、
「マミー」
と叫んでもあまり恥ずかしくなかったといっていました。
「お母さん、おっぱいー!」
と叫ばれると、その子どもが大きいとちょっと恥ずかしいと思ってしまったりしますよね。
そのお話をきいてなるほどと思いました。
  
  • LINEで送る


Posted by 島袋 史 at 07:59Comments(0)育児母乳育児

2018年12月09日

母乳がでなくなりそうだったらどうすれば良いですか?~看護学生からの質問

先日、看護学校に講義に行きました。
2012年から毎年講義を依頼されていて、今年で7回目になりました。

私に与えられたテーマは周産期、妊娠、出産、産褥、新生児の異常についてですが、数年前からテーマを外れて、母乳育児や性教育など好きなこともお話しさせてもらっています。
今年は栄養についてもお話しさせてもらいました。

その中で、母乳育児についての質問がありました。

「母乳がでなくなりそうだったらどうすれば良いですか?」

まずは母乳不足感の可能性も考える必要があります。
赤ちゃんが良く泣くと、おっぱいが足りないのでは無いかと心配される方は多いです。
又、自分で搾ってみたら、あまりおっぱいがとれなかったので、足りないと思い込んでしまう人は結構多いです。
でも、もし赤ちゃんが丁度よくおっぱいを飲んでいたら、搾ってもそれほどおっぱいは搾れません。
それがおっぱいのよい状態なので、搾ってどんどんおっぱいがとれるなら、それはちょっと出過ぎのおっぱいです。
分泌過多もおっぱいが張りすぎたり、つまってしまうことが有り、なかなかたいへんな状態です。

また、よくでていたおっぱいも、乳房におっぱいをためたままおくことが多いと、母乳の出が悪くなることがあります。
そんな場合にはとにかく、おっぱいをどんどん取り出すことです。
赤ちゃんにたくさん吸ってもらう、ほんの少しでもよいから搾ってみる、などです。

とくかく、乳房から母乳を取り出すことで、身体はどんどん母乳を作り出すようになっていきます。

以上簡単ですが、学生さんからの質問と答えでした。
  
  • LINEで送る


Posted by 島袋 史 at 05:46Comments(0)母乳育児

2018年11月08日

質問:母乳の代わりにあげるとしたらどんな飲み物がありますか?(市販の代わり) 妊婦さんのための栄養講座質問

質問:母乳の代わりにあげるとしたらどんな飲み物がありますか?(市販の代わり)

妊婦さんのための栄養講座受講者からの上記の質問がありました。
ちょっと質問が漠然としていてわかりにくいのですが、以下お答えします。

生後6ヶ月までは赤ちゃんは母乳や人工乳以外の水やお茶、ジュースを与える必要は無いといわれています。
ちまたで、
「赤ちゃん用麦茶」
「赤ちゃん用スポーツドリンク」
などなど売られていますが、一切あたえる必要ありません。
又、ペットボトル飲料にはビスフェノールAという環境ホルモンの一種と考えられている有害物質が含まれている可能性が有り、子どもには与えたくないものです。

生後6ヶ月からは離乳食(離乳食というとおっぱいから離す食事という言葉のイメージがあるので「補完食」という言葉が推奨されています。)が始まりますが、赤ちゃんの腸が通常の食事から影響をしっかり吸収できるようになるのは1歳半から2歳にかけてだといわれており、それまではおっぱいや人工乳プラス食事を与えていく方が子どもは栄養が取れます。
世間で宣伝販売されているフォローアップミルクは、成分は牛乳に近く、子どもには与えたくないものです。

6ヶ月をすぎてから子どもに家庭で与える母乳や人工乳以外の水分は、浄水器を通した加熱処理していない生水がおすすめです。
加熱すると酸素含有量がへるともいわれており、水を中心に家庭で手作りしたお茶(カフェインなし)なども少しは与えて良いですが、水を中心に与える方が良いです。

母乳は88%の水分で構成されており、喉の渇きは母乳を飲むことでも癒やされます。

ゆいクリニックでは、離乳食講座、卒乳講座や母乳育児サークルなどでお母さん同士、助産師さんと気軽にお話しすることができます。
出産場所は特に問いません。混合栄養の方も含めて、母乳育児中の方はどなたでも参加できますので、どうぞ活用してください。
  
  • LINEで送る


Posted by 島袋 史 at 04:40Comments(0)母乳育児栄養

2018年11月06日

「悪阻中、においや味で食べにくいものは無理して食べなくてもいい!」は本当ですか?2018.11の妊婦クラス質問

質問:悪阻中、においや味で食べにくいものは無理して食べなくてもいい!というお話も聞いたのですが本質的にはどうなのでしょうか?クロレラをとらなかったこと後悔しています。

悪阻中は無理して食べなくても良いです。
悪阻の間は、味覚が変わり、食欲が落ちます。
からだがデトックスにトライしているのではないかと思われます。
食欲が無い時でも水分がとれれば一応病的な状態にまではいっていないと考えてだいじょうぶです。
ただ、体重が明らかに2kg以上減る場合に、もともとかなり肥満が有り、身体に蓄えがある人は良いのですが、もともとやせている人は要注意かもしれません。

味覚がかわり食べられないものが増えたときには、できるだけ生野菜や新鮮な果物を摂取することをおすすめします。
つい手軽に食べられるパンや麺類をとるという方もいますが、小麦は腸内環境を悪化させるので、できるだけ避けることがおすすめです。
野菜や果物の繊維がとれない胃の悪い状態の時には、生搾りで繊維をできるだけ取り除く(こしてあげる)かジューサーでジュースをしぼって飲むととても良いです。
スムージーは繊維ごと摂ります。元気な人はそれで良いですが、胃が弱っていたり癌の人は食物繊維の摂取が難しイーのでジュースのみを取ることになります。

先日受診された妊娠初期の方は、味のついていない水が飲めないとのことで、スポーツドリンクを手にもって飲まれていました。
でも、加工品を摂るときには原材料名をチェックするようにしましょう。
スポーツドリンクには、砂糖や人工甘味料、香料など、合成食品添加物がたくさん含まれているので、避けることをおすすめします。
「でも、味がないと飲めないんです」
と言われたので、ちゃんぷるー市場でシークワーサーを買って、それを水に搾って生シークワーサー水を飲むことをおすすめしました。
生だと酵素とビタミンがたっぷり取れて、身体にとっても良いです。
もし、生のシークワーサーが手に入らなくても、シークワーサージュースが販売されています。
色んな会社から販売されていますが、ペットボトルではなく、ガラス瓶に入っている、食品添加物が添加されていないなどをチェックして購入することをおすすめします。
シークワーサージュースもちゃんぷるー市場で販売されています。

妊婦さんのための栄養講座ではクロレラが葉酸やビタミンB、アミノ酸がとれる優れた天然のサプリメントであるとご紹介しました。
クロレラはたくさんの会社がありますが、当院でおすすめしているクロレラは、細胞壁が破砕されていて、栄養がとても吸収しやすく、また太陽光で育てられていて栄養価が高いものです。
葉酸を摂取するのにもとても適しています。
でも、とても高価なので、サプリメントを摂らなくても、腸内環境をよくして影響吸収をよくして、自然な青葉野菜をしっかりとることで葉酸が取れたりするので、こちらをしっかりやることもおすすめです。

いつからでも遅くないので、腸をよくして栄養を摂るように食生活の改善を頑張ってみてください。  
  • LINEで送る


Posted by 島袋 史 at 04:51Comments(1)育児母乳育児栄養妊婦クラス

2018年11月03日

2018.11 早期接触と母乳育児 妊婦クラス 感想

2018.11の妊婦クラス母子早期接触と母乳育児感想をご紹介します。

感想:産後すぐの母・父の早期接触に心うたれた。始めての出産なので母も父も産まれてくる子にとっても不安だけれど我が子の早く会って抱きしめてあげたいと思った。母乳育児については赤ちゃんにとって母からの愛情としても栄養面でも精神的にも人工乳より母乳の方が良いことが詳しく知れてよかった。母乳が出るか不安であるが出来る限り完全母乳でいきたいので母乳がでるようにケアしていきたい。

感想:妊娠初期の間、船酔いの状態が1日続き夜中は微熱でうなる日が続きました。その時期は血中酵素が大変少なくなってしまっていた事を後で知り、偏った食事をしてしまった事を反省しています。赤ちゃんと旦那さん、また両親たちと日々勉強会の輪を広げて良い気持ちにしていきたいです。

感想:上の子2人とも母乳で育てました。その2人の時には搾乳した分は当日中に飲ませる予定が無ければ“すぐ冷凍”するべきだと本か誰かに聞いたのでそうしていたのですが、“冷蔵庫で8日間は大丈夫”という情報は目からウロコでした。新しい知識を得たことで母乳を直接与えられない時の人工乳への切り替え、解凍の手間などはぶくことができそう。

感想:「母乳は生きている」この言葉が心に響きました。どんなミルクより薬より母乳が一番栄養のある万能な赤ちゃんの飲み物なんだと気付かされました。1歳過ぎても断乳
しなくても良いとか授乳中でも薬を飲んでも良い等、今日初めて知った事がたくさんあって、とても勉強になったのと精神的に楽に思えました。

感想:先生のこだわり→開院の話や、1番目のお子さんの時から4番目の時までの考え方の変化と育て方か聞けて良かったです。母乳育児についても難しくなってもゆいでのサポートがある事を教えて頂いたので、とても心強く思いました。

感想:上2人の時は早期接触は10分くらいで新生児室に連れていかれたのでゆっくり触れ合えるのは嬉しいなと思った。母乳に関して良いことづくめで3人目の子にもしっかりあげたいと思いました。もう少し今の時期から食生活をちょっとでも見直していこうと思った。

感想;想像以上に母乳に栄養があってビックリしました。母乳育児ができるよう栄養取っていこうと思います。栄養とエネルギーの違いが分かりやすかった。ホルモンがいろいろなことをサポートしてくれていると知って改めて体の仕組みに驚きました。

感想:母乳のことも色々聞いてとても勉強になりました。卒乳とかも聞けて良かったです。電子レンジを少しずつやめていきたいと思いました。
  
  • LINEで送る


Posted by 島袋 史 at 11:39Comments(0)母乳育児母子早期接触妊婦クラス

2018年11月03日

母乳育児中の薬の使用について問題ないか? 2018.10母乳育児妊婦クラス質問

質問:母乳育児中の麻酔について気になった。口腔手術を受ける予定があるのですが、母乳育児中でも受けられるのか、遅らせるべきなのか教えてほしい。

母乳育児中に薬を使用しても赤ちゃんにはあまり影響が起こることは無いです。
口腔手術として使われる薬としては、局所麻酔薬、痛み止め、抗生剤などですが、これらの薬を使用したからと行って、赤ちゃんには全く問題ありません。
小さな赤ちゃんをあずけて手術を受けるのは、時間が長いとお母さんにも赤ちゃんにも負担になると思うので、離乳食が進んで、母乳の間隔が空くようになってからでも良いのでは無いかと思いますが、症状があって早めにうけた方がよいのであれば、特に待つ必要は無く、母乳育児中にも手術がうけられます。

ちなみにレントゲン写真をとってももちろん問題ありません。

妊娠中にも口腔内や胸のレントゲン写真を撮影したとしても放射線量はごくわずかで、赤ちゃんへの影響は心配ありません。
必要な検査はしっかり受けるようにして下さい。

内服する薬が赤ちゃんへの影響が心配であれば、是非ご相談下さい。
当院に受診歴があるかたはお電話ででも母乳育児中の薬に関しては御相談可能です

母乳育児サークルは無料で、授乳中の困ったを他のお母さん達や助産師さんと気軽にお話しできる集まりです。是非ご参加下さい。


抗がん剤(代謝拮抗剤)
放射性物質(一時的に授乳をやめる)
上記の薬は授乳中禁忌で、授乳をやめるか薬を使わないという選択肢しか無いですが、他の薬は基本的には使用可能です。


でも多くの薬の添付文書(説明書)には、授乳中は禁忌 と書かれています。禁忌というととても強い言葉で絶対に使ってはいけないと感じるかと思いますが、どうして赤ちゃんに影響の無いはずのお薬の説明書にこのように書かれているかのでしょうか。
母乳中にごくわずかに薬が混ざって、それが赤ちゃんに影響なかったとしても、もしも何か赤ちゃんの体調の変化が現れた場合に、それがお母さんの内服した薬のせいだと言われないために、製薬会社の自己防御のためにそのように書かれているのです。

でも薬剤師や母乳の専門家で無い多くの医師は、添付文書通りに授乳中に薬を内服しようとすると授乳をやめて下さいと説明してしまうため、多くのお母さんが、薬内服をきっかけに授乳をやめてしまっている状況は本当にもったいないことだと思います。
  
  • LINEで送る


Posted by 島袋 史 at 11:32Comments(0)育児母乳育児妊婦クラス

2018年11月03日

母乳育児中の母親の食べ物は赤ちゃんの味覚に影響しますか? 2018.10母乳育児妊婦クラス質問

質問:母乳育児中の食べ物・飲み物の影響について。アルコールは飲まなかったがお菓子や甘いものを食べたのでそのことで赤ちゃんの味覚など変わってきますか?

様々な研究から、お母さんがたべたものの匂いは母乳に影響するということがわかっています。

また羊水の匂いもお母さんの食事が影響するということがわかっています。

古い研究ですが、羊水に甘い糖分を注入したら、赤ちゃんの羊水を飲む回数が増えて、苦みのある成分を注入したらあまり羊水を飲まなくなったという結果も有り、胎児から赤ちゃんは味覚を持っていると言うことはわかっています。

人の味覚は強い刺激になれてしまうと、細かい味に鈍感になったりするとも言われています。
いつも塩分の濃いものを食べていると、野菜そのものの素材の味があまりわからなくなってしまったりします。

私はいつも栄養(酵素やビタミン)をとるためになるべく野菜を生で食べることを妊婦さんやクリニックを受診した方々におすすめしています。
生野菜を食べる場合に、ドレッシングやマヨネーズをかけるとやさいそのものの素材の味がわからなくなり、また余計な添加物や油をとってしまうリスクがあります。
できるだけ、うすい味付けで食べることをおすすめします。

砂糖は麻薬と同じように身体に依存性を作ってしまい、砂糖がないとイライラしたり落ち着かなくなったりするようになります。

母乳や羊水の匂いや風味がお母さんの食事の影響をうけるということで、赤ちゃんは胎児の時から、お母さんの食事の影響をうけて味覚を作っていくと思われます。
妊娠中も授乳中も、またその後お母さん自身の健康のためにも、赤ちゃんを砂糖中毒にしないようにするためにも。、なるべく薄味で甘い物はできるだけ避けるようにしましょう。  
  • LINEで送る


Posted by 島袋 史 at 11:16Comments(0)育児母乳育児妊婦クラス

2018年11月03日

夜の授乳で母乳育児をすると寝不足になるのか? 2018.10母乳育児妊婦クラス質問

質問:母乳育児の体験談をもっと聞きたかった。サイトで夜泣きとか2時間おきの母乳で寝不足で日常生活に悪影響が・・・っていう方々がいると聞いた。対策を調べてみたらアメリカ式で放っておくのがいいと見たが、今回のクラスで放っておくと諦め癖がついてしまうと言っていたのでどうしたものかと思いました。

赤ちゃんを放っておくことは、赤ちゃんの心に大きな傷を作ってしまいます。
人間の赤ちゃんはたくさんたくさん抱っこされて、人との絆を作っていって、コミュニケーションや言葉を学んでいくのです。
赤ちゃんの心を守るためにも、たくさんたくさん抱っこしてあげて下さい。

母乳育児をしていて、夜間の頻回授乳が辛いという体験談を聞くと不安になってしまうかもしれません。
での、人間の身体は自然と良く出来ていて、お産後は赤ちゃんに授乳をしながら必要な睡眠が取れるように身体は変化していきます。

授乳中はこの小刻み睡眠でしっかりと睡眠が取れるようにホルモンがサポートしてくれるのです。
もちろん、授乳のたびに起きあがって、飲み終わるまでずっと起きていると辛いことと思います。
なので、添い寝で授乳をしたり、添い寝でうまく授乳できない場合には大きなビーズクッションやソファーにもたれて、授乳中に上手に休みながら授乳するとよいと思います。

ただ、産後1ヶ月くらいまでは赤ちゃんと同じリズムで休むくらい休息が必要です。
赤ちゃんが寝ている間に家事や自分の時間を持とうとして眠らないと睡眠不足になってしまい、疲れ切ってしまったりします。
お産後は1ヶ月くらい、できるだけスマートフォンやコンピューターのブルーライトを避けて、できるだけ読書などもさけて目を使わない生活をしましょう。

産後の養生をしないとずっと後になって健康に悪影響を及ぼします。
この時間はしっかりと大切に休むようにしましょう。
産後の家事など手伝いがあまりない人も無理せず、ここは有料サービスも利用しながらしっかりと休息をとることを強くおすすめします。

母子同室か、母子別室かという議論がありますが、お産直後から赤ちゃんと一緒に睡眠のリズム作りをしてこそ、授乳しながら夜も休める身体作りができます。ひとたび自然のリズムを崩してしまえば、そこから回復するのには何倍もの時間がかかってしまいます。
ですから、お産直後から自然なリズムを練習していくことが大切です。
  
  • LINEで送る


2018年11月03日

質問:母乳をあげすぎのときは赤ちゃんがほしがっても制限したほうがいいのですか? 2018.10母乳育児妊婦クラス

質問:母乳をあげすぎのときは赤ちゃんがほしがっても制限したほうがいいのですか?

母乳をあげすぎかどうかというのはなかなか判断が難しかったりします。
単に体重がよく増えているというだけでは、赤ちゃんが飲み過ぎているとはいえないと思いますが、赤ちゃんが吐いたり、苦しそうにうなったりする場合には、飲み過ぎの可能性もあります。

授乳後に赤ちゃんが泣くと「まだ母乳が足りていないのではないか」と不安を感じるママは少なくありません。

そしておっぱいをさらにあげたり、ミルクを追加し足りして、泣けば授乳をくりかえし、赤ちゃんは与えられるままに飲み続け、飲み過ぎなので吐いてしまって、再び泣いておっぱいやミルクを与えられる…このようなことを繰り返してしまうと、飲み過ぎかもしれません。

このような状況を過飲症候群という名前で呼んだりすることもあります。

赤ちゃんが泣いている理由は「おなかがすいている」だけではありません。
もし赤ちゃんが苦しそうに顔を真っ赤にしてうなったり、よく吐いたり、お腹がパンパンに張っていたり、反り返ったり、飲んだ後に鼻づまりのように鼻をぐすぐすさせるようなら、飲み過ぎかもしれません。

赤ちゃんが泣いたときには、お腹がすいて泣いているのか、遊んで欲しいのか、眠たいのか、などちょっと様子を見てあげても良いかもしれませんん。

赤ちゃんはおっぱいやほ乳瓶が口に来ると飲み過ぎて苦しいにもかかわらず、さらに飲んでしまいます。そしてお腹が張って苦しいので、ぐっすりと眠れず、しょっちゅうぐずって落ち着かなくなったりします。

飲み過ぎているかもとかもしれないと思ったら、しっかりげっぷをさせてあげる、赤ちゃんを丸く抱っこしてあげたり、またうつ伏せにして腕に載せて背中をさすってあげる抱っこが落ち着くこともあります。

体重がすぐに計れなくても、赤ちゃんのお腹がパンパンでよくぐずるなら丸い抱っことげっぷをさせてあげましょう。  
  • LINEで送る


2018年11月02日

質問:赤ちゃんの貧血はどのようにわかるのか知りたいです。 2018.10母乳育児妊婦クラス質問

質問:赤ちゃんの貧血はどのようにわかるのか知りたいです。

地域によって異なりますが、沖縄では10ヶ月頃の乳児健診で貧血検査を行っています。
以前は3,4ヶ月健診でも貧血検査がありましたが、これは沖縄だけだったそうです。
現在は10ヶ月で行われます。

貧血の目安となるヘモグロビン(Hb)値が11g/dl未満だと貧血という事になります。
10g/dlまでは食事指導で様子を見ることになりますが、9g/dl台以下になると病院受診して詳しい検査と治療が必要になります。

赤ちゃんは通常10ヶ月の時にお母さんからたくさん鉄をおなかのなかでもらって生まれてきます。
でも、お母さんが十分に赤ちゃんに鉄をあげられないと赤ちゃんは貧血になってしまいます。

産まれた赤ちゃんは一年で体重が3倍にも大きくなるので、生まれた後の蓄えをすぐに使い果たしてしまうので、離乳食で少しずつ鉄分を補っていく必要があります。
でも、赤ちゃんの腸がしっかりと食べ物から栄養を吸収できるようになるためには1歳半から2歳くらいまでかかるので、それまでおっぱいを本人が飲みたいだけあげながら、食べ物を補っていってあげる必要があります。

授乳期にお母さんがたくさん鉄分をとっても母乳中の鉄濃度はそれほど変わりませんが、授乳期にはお母さん自身が自分の健康のために栄養をたくさん必要とします。またお母さんの鉄不足は産後うつとのこ関連もあると言われています。
妊娠中からしっかりと鉄や亜鉛やマグネシウムなどの大切なミネラル、ビタミン、タンパク質など栄養をしっかりととりましょう。

赤ちゃんが鉄不足だとインクレミンシロップというお薬で治療することが多いですが、色々と添加物も多くなるべくなら飲ませたくないようなお薬です。フローラディクスというサプリメントでハチミツがはいっていないタイプもあるので、もし赤ちゃんに飲ませるならこのようなサプリメントも検討するとよいかと思います。
  
  • LINEで送る


Posted by 島袋 史 at 05:46Comments(0)育児母乳育児妊婦クラス

2018年10月17日

妊婦クラス母子早期接触と母乳育児感想 2018.10

今月の妊婦クラス母子早期接触と母乳育児感想をご紹介します。

感想:改めて母乳の大切さを知ることができてよかった。2人目の時に10か月で母乳を終えたので今回のクラスで再確認した内容もあるので楽しみながら母乳育児ができそうです。

感想:母乳育児の良さはこれまで何となく知っていたのですが、先輩ママさん達の「大変、難しいからやめた」という話を聞くと私にできるのかな・・・と不安になっていました。ですが今回の講座で改めて母乳の大切さ、少ししか出なくても続けること、学び、人の話だけで判断するのではなく自分で主体的に学んで子育てする大切さも学びました。また母子共に母乳は人体に良いことが知れたことも大きいです。

感想:忘れていた事、新たな発見ができました。ありがとうございます。

感想:とても勉強になりました。でも前半がとても難しくてシンプルに短く母乳の成分の説明をしてほしかったです。

感想:母乳の保管期間が長いことにびっくりしました。もし預けないといけない場合でも母乳の保存方法と温め方がわかってよかったです。

感想:タバコ・アルコールを授乳中摂取しても大丈夫と聞いてびっくりしました。
(コメント:決してタバコやお酒を勧めているわけではありません。もしタバコやお酒、もしくは風邪薬や痛み止めなどのお薬を摂ってしまったとしても、赤ちゃんはおっぱいを飲んだ方が人工乳に変えるよりも健康に良いですと言うことです。)

感想:アルコールを飲んだ後の授乳よりも人工乳をあたえる方がよくないということに驚いた。今までの考えがまったく逆であったことに気が付いた。

感想:母乳の大切さが分かりやすかったです。仕事を両立させながら母乳育児をする方法を家族で考えていきたいと思います。卒乳後に生理が始まり妊娠したので3人目の事も考えながら家族計画をしていきたいと思います。

  
  • LINEで送る


Posted by 島袋 史 at 05:17Comments(0)母乳育児母子早期接触妊婦クラス

2018年10月05日

質問:母乳の出を良くするための方法~妊婦クラス母子早期接触と母乳育児質問2018.9

質問:母乳の出を良くするための方法

母乳が良く出る様にするために、母乳分泌の仕組みを知っておくと良いです。
妊娠中は女性ホルモンがたくさんでているので、おっぱいホルモンが働いても母乳分泌はストップしています。
お産がおわって、胎盤がでると女性ホルモンがあまりたくさんでなくなって、母乳分泌が始まります。
お産がおわってしばらくの時期はこのホルモンでのコントロールで母乳が出るまでは2~3日間かかります。
その後はおっぱいの中で乳汁がたまると母乳を出ないようにする成分が働いていて母乳分泌をとめる方向に働くようになります。
つまり、もし母乳をよく出る様にしたかったら、乳房に母乳がたまらないように頻回に授乳することが大切です。
乳房から母乳はいくらだしても空にはなりませんが、空になるかのように頻回に授乳することで、乳汁産生が増えていきます。


母乳中の脂肪濃度はおっぱいの張り具合に比例してだんだん濃いおっぱいが出ます。
おっぱいが張っている出始めのおっぱいは脂肪が薄く、だんだんと濃いおっぱいが出てきて、赤ちゃんは授乳の最後には脂肪たっぷりのクリーミーなおっぱいを飲んでお腹いっぱいになります。

夕方には母乳の出がわるくなって、赤ちゃんがぐずると訴える方もわりと多くいます。
でも、母乳分泌の仕組みからすると、夕方おっぱいの張りが少なく、あまり母乳がたくさん出ない時には、母乳中の脂肪濃度が濃いので、赤ちゃんはエネルギーの高いおっぱいをもらえるので、出が悪いからとミルクを足さないといけないと不安にならなくても大丈夫です。

ということで、母乳の出を良くするためには、できるだけたくさん母乳を出し切るまでおっぱいをどんどん出す事。
母乳の出が少ない時には、脂肪濃度の濃い母乳を赤ちゃんが飲めること。

このあたりがポイントになります。
  
  • LINEで送る


Posted by 島袋 史 at 09:22Comments(0)母乳育児妊婦クラス

2018年09月26日

第2子の妊娠と母乳育児について~妊婦クラス母子早期接触と母乳育児質問2018.9

質問:年齢的な焦りもあり、あまり間をあけずに2人目を希望しています。今回の妊娠にあたり、プロラクチン値が高く、妊娠8週目まで服薬治療をしていました。1人目との関係性も考えたり、あまり神経質になりすぎず母乳育児を続けていったほうがよいのでしょうか?

妊娠中の母乳育児に関しては、特に初期流産とは関係がないということがわかっていますが、一般的には妊娠すると直ちに母乳育児をやめるように指導されることが多いです。

授乳中に分泌されるオキシトシンというホルモンは子宮収縮作用のあるホルモンです。
ただし、妊娠10ヶ月にならないと子宮はオキシトシンに反応して子宮収縮作用が起こりません。
このことはあまり知られておらず、妊娠して産婦人科を受診して授乳中であることを伝えると、直ちに授乳をやめるように指導されることが多いのです。

急な断乳は母子共に負担になることになるので、できれば妊娠発覚と同時に断乳するのでは無く、緩やかにやめるもしくはお母さんの体調がよければ授乳を継続しても構いません。
その際に、お腹の赤ちゃんと授乳と妊婦さん自身の栄養と、3人分の栄養が必要となるので、通常の妊娠よりも更に生活に注意を払う必要があります。
現代ではエネルギーは十分で肥満の人も多いですが、タンパク質、ビタミン、ミネラルなどの栄養不足の方が多いです。
妊娠中は多くの栄養が必要となりますので、しっかりと栄養を摂るように頑張ってください。

静岡石井第一産科婦人科クリニック 石井廣重先生が2009年に授乳中の妊婦さんと授乳していない妊婦さんの流産率を比較したところ差が無かったという事を発表されています。
110人の授乳中の妊婦さんと774人の授乳していない妊婦さんを比較して、110人中8人(7.3%)、774人中65人(8.4%)が流産されていて、差が無かったという事です。

またこの論文では、早産と授乳との関係は今後の研究が必要と抄録で書かれていますが、まずは妊娠が発覚してすぐに断乳せずに妊婦さん自身が体調をみながら授乳を続けるかどうかゆっくりと考えると良いかと思います。

悪阻がきつくて、妊娠初期で断乳が必要になる方もいますし、特に問題なく妊娠中も授乳が継続できる方もいます。
お腹がはってきついのに無理に授乳を継続する必要は無いですが、妊娠中に授乳を続ける場合には、ご自身の体調とよく相談して、栄養には人一倍気を遣うようにされてください。

また、授乳中に妊娠をトライする場合に、一般的には治療を行うなら授乳をやめてから治療を開始するように指導されることが多いですが、授乳中の不妊治療も可能です。
薬剤を使用する場合でも乳汁以降はあまり問題にならず、母乳を飲んでいるお子さんへの影響もあまり心配いりません。


J Obstet Gynaecol Res. 2009 Oct;35(5):864-8. doi: 10.1111/j.1447-0756.2009.01072.x.
Does breastfeeding induce spontaneous abortion?
Ishii H1.
Author information
Abstract
AIM:
To verify the hypothesis that even if breastfeeding is continued during pregnancy, there are no harmful effects on pregnancy.

METHODS:
The outcomes of pregnancies in mothers who continued breastfeeding during pregnancy were studied. One hundred and ten pregnant women were recruited who had one full-term baby, no experience of premature birth or abortion, and who continued to breastfeed at diagnosis of pregnancy. Age and pregnancy history matched 774 pregnant women were selected as a control group. All of the control women stopped breastfeeding at least 3 months before becoming pregnant. We reviewed the outcome of each pregnancy retrospectively from patient records. Statistical analysis was conducted using the chi(2) test.

RESULTS:
Eight of 110 pregnancies (7.3%) resulted in spontaneous abortion in the breastfeeding group, and 65 of 774 pregnancies (8.4%) in the control group. There were no statistically significant differences between the two groups (P > 0.05).

CONCLUSION:
Even if the mother is pregnant, breastfeeding should be continued until natural weaning occurs. Further study is required to conclude safety of breastfeeding and premature birth.
  
  • LINEで送る


Posted by 島袋 史 at 05:27Comments(0)育児母乳育児妊婦クラス

2018年09月23日

電子レンジを使わない方法~妊婦クラス母子早期接触と母乳育児質問 2018.9

質問:電子レンジはNGだと分かったが生活の中で必需品になっているので少し改めようと思ったが、方法がまだ少し分からない。

ゆいクリニックでは開院当時から電子レンジ使用禁止にしています。
開院当時はオーブンレンジが有り、こちらに電子レンジ機能もついていました。でも、電子レンジがあるとつい使いたくなるようなのでオーブン毎撤去しました。

ではどうやって食品を温めているかというと、フライパンや鍋、蒸し器をつかって温めています。
また保存容器にほーろーの容器を使っていて、こちらはそのまま火にかけられるのでとても便利です。

電子レンジで食品を温められないのは少し手間ですが、電子レンジで温めた食品を顕微鏡で見てみると、食品の形がめちゃめちゃになっているという話しが有ります。
又、電子レンジで温めたものを食べた後に血中活性酸素が4倍に増えたなどと言うデータが有るようです。
食べて身体を害してしまうようでは本末転倒ですよね。

身体をいたわる食べ方をするためにも是非電子レンジはやめましょう。
  
  • LINEで送る


2018年09月22日

家事と仕事の両立について~妊婦クラス母子早期接触と母乳育児質問2018.9

質問:多忙なDrでもきちんとできている食事作り。先生の家事の時間割を参考に聞きたい。

答え:
私が妊婦クラスでしっかりとした栄養を摂るようにとお伝えしたところ、上記の質問がありましたが、私は開業してから家事をやらないことにしました。
というか仕事が忙しくてあまり家事に時間を割こうとしなくなって、夫が家にいて色々とやってくれるようになりました。
以前勤務医だったときには、産休育休中は専業主婦をやっていたときもありましたが、あまり家事能力は高くなく、家事は人に御願いして外で働いていた方が気が楽です。
母も妻も仕事も完璧にできる産婦人科女医さんが以前産婦人科会報で紹介されていました。ものの30分で次々とできあがる素晴らしい料理の数々。でも私にはとてもまねできず、料理をきわめて上手になるよりもっと勉強したり本を読んでいたいと思ってしまいます。
人はそれぞれ好きなこと得意な事があると思うので、多少良心の呵責はあるものの(家事をあまりやっていないことには負い目があります。)、全て完璧にはできないと言い訳しつつ、過ごしています。

子どもたちにも、お母さんは何にもしないというように見られていますが、そのようなときには、
「お母さんは昼も夜も働いて頑張っているから」
と言い訳しています。

将来的には自分で畑をやって自分が食べる青菜を育ててみたいとも思いますが、仕事を引退してからになるかなと今は漠然と思っています。

食事は、甲田光雄先生の「奇跡がおこる半日断食」など朝食抜きのススメを読んで、今はスムージーのみです。小学生の息子達も含めて朝ご飯はスムージーだけにしています。
甲田先生は朝は水だけで、まったく食べないことをおすすめしていますが、今のところ家族がそろってスムージー飲めるのが朝だけだったりするので、朝スムージーをつくってみんなで飲んでいます。
昼ご飯はスタッフも含めてみんな希望者はキッチンがつくる食事を食べていて、私もキッチンの作る食事を食べています。
うちの夕食は私の母が作っています。

という事で、忙しい皆さんのあまり参考にならない答えになってしまいましたが、できる範囲で食事を変えていくことをおすすめしています。
加工食品=パンやソーセージ、その他添加物が多い物をやめて、素材が見える物を摂るようにすると、あまり料理に手をかけなくてもよいかと思います。
ちゃんぷるー市場の野菜は農薬が使われている(農協直営なので)という話しもありますが、無農薬にこだわるとかなり価格が高くなるので、ある程度の妥協は必要かなと思います。
よく毎食生野菜を食べて下さいとおすすめすると
「サラダを作るんですか?」
ときかれますが、忙しいときにわざわざサラダを作る必要はなく、洗った野菜を食べれば良いんです。
キャベツの葉っぱをちぎってさっと洗って食べながら朝食やお弁当を準備してはどうでしょうか?とおすすめしたりしています。
「ドレッシングかけていいですか?」
ときかれますが、市販のドレッシングは添加物の塊なので、できれば手作りドレッシングがおすすめです。

ドレッシングレシピ
http://www.yuiclinic.com/e10449366.html

うちでは、市販のドレッシングを使わなくなって、野菜には何もかけずに食べていますが、何かかけるなら塩かお醤油です。
米油をちょっとだけかけると、ビタミンEがとれるのでおすすめです。
マヨネーズも市販は避けることがおすすめです。植物油脂=トランス脂肪酸たっぷりだと思います。

生野菜を食べやすくストックするのに、ピクルスもおすすめしています。

季節の野菜の甘酢漬け(ピクルス)
材料 野菜  600g 塩 10g 酢液(以下の材料を合わせる) 酢 100g ハチミツ 50g  塩 4g こしょう 好み 作り方 ・好みの野菜をカットして塩に漬ける。(約一時間)
・水分が出てくるので強くしぼる。
  ・酢液に漬ける(3~4時間で食べられます)
※一日漬けるといっそう美味しくなります。
   ※3日~5日はもちます。
"野菜の例: 大根、赤かぶ、キャベツ、人参、玉ネギ、ゴーヤー、セロリ、冬瓜、モウイ、キュウリ、ビーツ、
ピーマン、パプリカ、インゲン、パパイヤなど
"


生野菜を食べて、砂糖、小麦、乳製品、食品添加物や遺伝子組み換え食品を避けて是非元気な赤ちゃんを産んでもらえたらと思っています。



  
  • LINEで送る


2018年09月18日

妊婦クラス母子早期接触と母乳育児感想 2018.9

2018.9 母子早期接触と母乳育児感想

感想:いつも食べている物にはたくさんの毒があると聞いて怖くなった、レンジも毎回使っているので、こわいんだ~と思った。毎回噛む回数を気にいて食べてみようと思います。

感想:とにかく初めての事ばかりで、全てがためになるお話ばかりでした。2時間半でもまだまだ時間が足りず、もっと話を聞いていたい。私自身、自然出産に興味があるので先生の出産のお話しをもっと実体験としてお聞きしたかったです。

感想:母乳育児で前回の2番目の子の時は6か月~母乳の出が悪く、1歳未満で終了してしまったので、今回は出来るだけ長く母乳が続けられるように頑張ろうと今回のクラスを受けて思いました。あと、食事も小麦(パン、麺類)大好きなのでできるだけ摂らないように気をつけようと思いました。ありがとうございました。

感想:電子レンジが体に悪いことが知れて良かった。身体にとって悪いものがしられて良かったです。

感想:食事の大切さがわかったけれどお真の自分の生活・味覚、またパートナーとの共有となると大変だなーと正直全部はできないんじゃないかとおもうところがありますが、とりあえず電子レンジには気を付けようと思いました。一度にはむりだなと思うので、少しずつできるところからでもよいかな?!

感想:栄養についてのお話が興味深かったです。  
  • LINEで送る


Posted by 島袋 史 at 05:31Comments(0)母乳育児母子早期接触妊婦クラス

2018年09月18日

おっぱいが足りているのかどうやったらわかりますか?

妊婦クラス母子早期接触と母乳育児感想 質問 2018.8

質問②:質問:ディスカッションの時に母乳が出るかわからなくて不安になるという話があり、スケールで赤ちゃんを計ったり搾乳器で搾ったりするくらいしかわかる方法はないのか他にも解りやすい方法もあるのか知りたいなと思いました。

おっぱいが出ているかどうかをどうやってみるかという事ですが、その方法として、体重計で赤ちゃんを測ったり、搾乳器でおっぱいを搾るという方法はおすすめしません。
体重計で一回の授乳を飲む前と飲んだ後で測るとどれだけ飲んでいるかがわかると言うことですが、一回の授乳は赤ちゃんの一日のリズムで変動がありますし、母乳は人工乳よりも消化吸収がよいので、量だけで足りているかどうかを測ることも難しいです。
助産師が特別な場合に、授乳前後の体重を量ることもありますが、自分で測る必要は全くありません。
また搾乳器でおっぱいを搾っても意外とおっぱいは搾れないと言うことが多いです。そうすると、
「あら、わたしのおっぱいはでていないかな」
と思い違いすることになりかねません。

母乳が足りているかどうかの目安はおしっこやうんちの回数、それから健診での体重増加などで判断すると良いと思います。
母乳不足感から赤ちゃんが泣いているとおっぱいが足りないのでは無いかと不安になることもあると思いますが、安易にミルクを足すと、せっかくでている母乳が本当に足りなくなってしまうことがあります。

母乳は赤ちゃんに必要なだけ丁度よく作られるのがベストなのです。
ですから搾ってもたくさん取れない状況がちょうどよい状況なのです。


足りないと心配な場合には是非助産師さんに相談してみて下さい。





  
  • LINEで送る


2018年09月14日

妊娠中に内服する薬について

妊婦クラス母子早期接触と母乳育児 質問

質問4:病院でもらった薬と市販の薬は成分も量も変わってくると思うのですが、違いはありますか?その都度、確認したほうがいいですか?

母乳育児中も妊娠中も赤ちゃんへの影響が心配でお薬を使用していいかどうか迷う事があるかと思います。

母乳育児中は講義でお伝えしたように7割以上のお薬に授乳中には使わないか、使用するなら授乳をやめるようにと薬の添付文書に記載されていますが、実際に赤ちゃんへの影響があるので明らかに授乳を中止した方がよいお薬は放射性同位元素や抗がん剤など限られた薬です。
母乳育児は赤ちゃんの健康に多大なメリットがあるので、薬の影響を心配して母乳育児を中断するのはとてももったいない事です。

妊娠中に関しては赤ちゃんへの影響が心配な薬もありますが、処方される場合には医師に確認し、市販薬であれば薬剤師さんにきけば情報がもらえて、使用可能な薬を処方してもらえるかと思います。
一般的な鎮痛薬でも妊娠中には避けることがすすめられているので(授乳中は使用可能です。)、薬を使用する場合には問題ないか医師または薬剤師に確認するほうがよいです。

妊娠中も授乳中も薬の使用が極端に制限されるというわけではないですが、確認は必要です。ただ、授乳中の薬に関しては一般的には添付文書にそって使用の可否を説明されるため多くの薬で授乳中断が指示されてしまうのが現状です。

妊娠中も授乳中も風邪などは薬よりも自然治癒力を高める自然療法がお勧めです。

先日も授乳中に膀胱炎で抗生剤を処方された方から問い合わせがあったので、症状をお伺いしたところ、軽い症状でしたので、しっかり水分をとって抗生剤不要だとお伝えしたところ、すぐに症状は消失したとの事でした。
本当に必要な場合には抗生剤も大切な薬ですが、風邪や軽い膀胱炎では不要な場合も多く、抗生剤を使うと腸内細菌を悪くすることがあるので、安易な使用は避けた方が良いかと思います。
  
  • LINEで送る


Posted by 島袋 史 at 04:45Comments(0)母乳育児母子早期接触妊婦クラス

2018年08月26日

ある程度成長した後に子どもをよりよく育児するためにはどうしたら良いのか。

質問③:甥っ子の出産と真逆(分娩台、出産後蛍光灯、粉ミルク、何時間も接触できない、出産後すぐミルクを など・・・)で驚いた。今、1歳半になりますが、ここから甥っ子がリカバリーできることはありますか?

分娩台や出産後の蛍光灯、粉ミルクを産まれてすぐから特に医学的理由もなく与えること、お母さんとすぐにふれあえないことなどは私が避けていることです。
それは、分娩台を使わないお産が自然の摂理にかなっていると思うから。
蛍光灯の明かりは身体によくないと言われているから。
粉ミルクよりも母乳がよいと知っているから。
お腹の中の赤ちゃんは産まれたらお母さんの胸の中で過ごすのが自然だと思うから。

でもそれがかなわないこともあります。
そうしたときにそれで子どもの将来が全てねじまげられてしまう訳では無く、子どもの可能性は無限だと思います。

もし1歳半のお子さんで、コミュニケーションがうまく取れない、多動、かんしゃくを起こすなど心配な状況があったなら、赤ちゃんのときに立ち返って、たくさん肌と肌をくっつけてのスキンシップをしてあげる、テレビやスマートフォンなどのメディアに一切触れさせないようにする、食事な生のお野菜や果物(酵素とビタミンたっぷり)をしっかりあげて、小麦砂糖乳製品や加工食品を避ける。
このような事をすることが大切だと思います。
1歳半であれば、発達障害を疑うような症状も十分栄養療法で回復できる可能性がありますし、又、メディアを避けた言葉かけや本の読みきかせで言語能力は上がっていくと思います。

内山葉子先生の著書をご紹介します。
「子どもの病気は食事で治す」 


現代社会で加工食品を除去するのはなかなか大変ですが、ゆいクリニックの食事献立レシピがホームページに掲載されていますので参考にしていただけたらと思います。


  
  • LINEで送る


2018年08月13日

妊婦クラス「母子早期接触と母乳育児」 感想 2018.8

感想:先生がすごく早口でびっくりしました(笑)資料も盛り沢山で興味深かったです。早期接触の話は写真や先生の思いも聞けてとても大事なんだとわかりました。母子同室も気になっていたので両方かなえられるゆいクリニックを選んで良かったと思います。

感想:1人目、布おむつ、おむつなし育児をやってよかったです。知らない人が多いのでそういうクラスもあってもいいかもと思いました。栄養の話が良かった。興味もあり実践している部分もあるので聞きやすかったです。初めて聞く内容ばかりでの方は圧倒されてしまうのでは・・・という情報量でした。

感想:グループディスカッションを設けてくださり、実際に母乳育児で育てた経験のある人から貴重な話が聞くことが出来ました。決して長くなかったです!!母乳育児についてQ&Aでも私が聞いたこと、質問はこれから沢山出てくると思うのでその時に教えていただけたらと思います。

感想:こんなにも母乳育児が大切だとは知らなかったです。1人目の時からもっと早く知っていたら全然違った子育てができたと少し後悔しました。でもこのクラスを受けられたことは本当に財産です。感謝します。次の出産があるときは絶対ゆいクリニックでしたいです。こんなに妊婦の事を思ってくれる産婦人科は他にはないと思いまいした。

感想:勉強になりました。食事の内容を見直して(玄米ご飯、あさの生野菜)便秘が改善されつつあります。

感想:3年前の講座がグレードアップ、内容も盛りだくさんでびっくりしました。史先生の伝えたい!!という気持ちが強く伝わってきました。講座を2回に分けてはどうでしょう?忙しいから大変かな?

感想:栄養分の話は少し難しくてわかりずらかったです。

感想:情報が盛りだくさんですごくよかったですが、あまり頭には残っていないので本を読んで勉強しようと思いました。また、私の場合、夫が海外赴任しているため母乳外来の大切さはわかりますが、ストレスにならないか心配しています。ディスカッションでそのことについて先輩ママに相談できたことはすごく良かったです。

感想:後半出来なかったおっぱいの話も聞きたかったです。1人目でおっぱい育児がうまくいかなかったので、マタニティクラスはいつも勉強になります。マイカ聞いた話をもう少し知りたいと思い本を読んで勉強するきっかけになっています。

感想:母乳のこと、早期接触のこと、栄養の事、たくさん知識を得ることができて嬉しかったです。先生の伝えたい気持ちも伝わってきて、改めてゆいクリニックで初めての出産場所に選んで良かったなと思いました。ありがとうございました。

感想:改めて母乳育児、特に母乳の成分の素晴らしさが分かりました。母乳を中心に考えると守りたいことがたくさんできて、大変だと思うこともありますが(特に砂糖を最近とてしまいました)代替案を楽しんで続けていきたいです。生野菜は体を冷やすとよく言われて常識のように思っていましたが、常識もひとつひとつ調べて試していかないといけませんね。

感想:ゆいクリニックで出産された方でも母乳が出なかった人もいたとディスカッションで聞いたが、食生活は今、先生がおっしゃる通り、小麦、砂糖、乳製品を止めているがちゃんと出てくれているので少しだけ不安を持ちました。勉強して準備しようと思います。

感想:受講は二度目ですが、半分ほど忘れていることがありました。母乳に対しての知識を改めることが多く感じました。産後の赤ちゃんとの向き合い方は、ぬくもりを感じてお産が楽しみになりました。

感想:5年前にゆいクリニックで出産経験はあるので、基本的な知識はあったけれど、ふみ先生の日々ものすごい量の知識が増えていることに驚きつつも、とてもよかったです。

  
  • LINEで送る


Posted by 島袋 史 at 09:10Comments(0)母乳育児母子早期接触妊婦クラス
QRコード
QRCODE
※カテゴリー別のRSSです
アクセスカウンタ
読者登録
メールアドレスを入力して登録する事で、このブログの新着エントリーをメールでお届けいたします。解除は→こちら
現在の読者数 29人
プロフィール
島袋 史
島袋 史
産婦人科ゆいクリニック http://www.yuiclinic.com/