2014年02月10日
やんばるのレモンとシークワーサーと自宅出産と無介助出産
先日、やんばるの新城ファームからレモンとシークワーサーが届きました。
あまりのレモンの巨大さにびっくりすると共に無農薬で皮まで食べられるとのことで紹介したいと思います。
新城ファーム 携帯090-8628-0079
となりのシークワーサーと比較したら巨大さが分かるかと思って置いてみました。
ところでシークワーサーって緑色のイメージがありましたが、ちゃんぷるーで売られていたシークワーサーもみどりだったり、みかん色だったり。熟す前にとってとっても酸っぱいのを食べたりするけれど熟してもOKということでしょうか。
レモンの大きさがわかるかなーと自分でもってみたり、子どもにもたせてみたりしました。
残念ながら今年のレモンは終わってしまったそうです。
新城さんはやんばるにお住まいで、やんばるの自宅出産介助を行っている助産師さんでもあります。
やんばるでは病院まで遠いので、医療者の介助なしに出産される方もときにいるときいたことがあります。
その数はそう多くはないと思いますが、やんばるで自宅で出産したいという方が、医療者に介助してもらえるチャンスがあるのは貴重だと思います。
無介助出産では、異常か正常の判断がつきにくいため、異常に傾いたときに医療的にサポートをうけるタイミングが遅れてしまったりして、母子の命に関わることもあるかと思います。産後出血が多くなる場合もありえます。
正常で問題のない場合にはよいのですが、リスクを考えると無介助出産は避けることをおすすめしています。
自宅出産で、とくにやんばるでは、緊急搬送を試みても母子共に命の危険は異常時には高まると思うので、医療者がいたら大丈夫という訳ではないかと思いますが、医療者のいない無介助出産よりは医療者のサポートを受けた方が良いと思っています。
自宅出産自体が異常時にできる事は少ないので、もともと正常で、何かあったときの対応は少ないという覚悟をもって臨まないといけない厳しいものではあります。
自分自身の経験を少しお伝えしようと思います。
第3子が生後無呼吸発作後に多呼吸になり入院が必要になりました。
このときには自宅出産で助産師さんにお願いしていましたが、私が助産師さんに来てもらうタイミングをはかりすぎて、助産師さんが間に合わずに家族だけでのお産になりました。
無呼吸発作にもすぐに気づいて刺激で子どもは呼吸は戻ったのですが、その後多呼吸が続き、結局多呼吸、多血症、その後の低血糖症などで、約1週間入院しました。
子どもの入院に付き添いながら、妊娠中の不摂生や出産時の対応を色々と反芻して後悔しました。
このときに介助者がいたら対応が異なったかどうかはわかりません。
でも、すべての責任を自分自身のものとして感じたことはとても辛いことでした。幸い子どもが回復したから、その後自分自身の気持ちも徐々に回復しましたが、自分にとってその時のお産は辛い思い出になってしまいました。
それでもこの後悔をぬぐうためにどうしてももう一回妊娠出産したいと思って第4子にトライしました。
第4子の次男が大きくなって長男次男が二人で遊ぶ姿をみると、子どもは3人と決めていたけど、4人いてよかったと今では思います。
長男が次男を連れてきてくれたとも思います。
でも、もし長男に大きな後遺症が残ったり、亡くなっていたりしたらと思うと今でも苦しく思います。
出産に携わる場合には幸せな出産に立ち会ううれしさもありますが、母子の命が危険にさらされる場面に立ち会う厳しい面もあります。
私は、お産に立ち会う医療者の立場として、赤ちゃんを迎える家族をサポートできるように努力していきたいと思います。
無介助出産では、出産する母親とその家族が全責任を負うことになるので、その負担は大きすぎると思います。
医療者の立場はそれを軽減するものだと思っています。
以上、やんばるのレモンとシークワーサーと自宅出産と無介助出産についてのコメントでした。
あまりのレモンの巨大さにびっくりすると共に無農薬で皮まで食べられるとのことで紹介したいと思います。
新城ファーム 携帯090-8628-0079
となりのシークワーサーと比較したら巨大さが分かるかと思って置いてみました。
ところでシークワーサーって緑色のイメージがありましたが、ちゃんぷるーで売られていたシークワーサーもみどりだったり、みかん色だったり。熟す前にとってとっても酸っぱいのを食べたりするけれど熟してもOKということでしょうか。
レモンの大きさがわかるかなーと自分でもってみたり、子どもにもたせてみたりしました。
残念ながら今年のレモンは終わってしまったそうです。
新城さんはやんばるにお住まいで、やんばるの自宅出産介助を行っている助産師さんでもあります。
やんばるでは病院まで遠いので、医療者の介助なしに出産される方もときにいるときいたことがあります。
その数はそう多くはないと思いますが、やんばるで自宅で出産したいという方が、医療者に介助してもらえるチャンスがあるのは貴重だと思います。
無介助出産では、異常か正常の判断がつきにくいため、異常に傾いたときに医療的にサポートをうけるタイミングが遅れてしまったりして、母子の命に関わることもあるかと思います。産後出血が多くなる場合もありえます。
正常で問題のない場合にはよいのですが、リスクを考えると無介助出産は避けることをおすすめしています。
自宅出産で、とくにやんばるでは、緊急搬送を試みても母子共に命の危険は異常時には高まると思うので、医療者がいたら大丈夫という訳ではないかと思いますが、医療者のいない無介助出産よりは医療者のサポートを受けた方が良いと思っています。
自宅出産自体が異常時にできる事は少ないので、もともと正常で、何かあったときの対応は少ないという覚悟をもって臨まないといけない厳しいものではあります。
自分自身の経験を少しお伝えしようと思います。
第3子が生後無呼吸発作後に多呼吸になり入院が必要になりました。
このときには自宅出産で助産師さんにお願いしていましたが、私が助産師さんに来てもらうタイミングをはかりすぎて、助産師さんが間に合わずに家族だけでのお産になりました。
無呼吸発作にもすぐに気づいて刺激で子どもは呼吸は戻ったのですが、その後多呼吸が続き、結局多呼吸、多血症、その後の低血糖症などで、約1週間入院しました。
子どもの入院に付き添いながら、妊娠中の不摂生や出産時の対応を色々と反芻して後悔しました。
このときに介助者がいたら対応が異なったかどうかはわかりません。
でも、すべての責任を自分自身のものとして感じたことはとても辛いことでした。幸い子どもが回復したから、その後自分自身の気持ちも徐々に回復しましたが、自分にとってその時のお産は辛い思い出になってしまいました。
それでもこの後悔をぬぐうためにどうしてももう一回妊娠出産したいと思って第4子にトライしました。
第4子の次男が大きくなって長男次男が二人で遊ぶ姿をみると、子どもは3人と決めていたけど、4人いてよかったと今では思います。
長男が次男を連れてきてくれたとも思います。
でも、もし長男に大きな後遺症が残ったり、亡くなっていたりしたらと思うと今でも苦しく思います。
出産に携わる場合には幸せな出産に立ち会ううれしさもありますが、母子の命が危険にさらされる場面に立ち会う厳しい面もあります。
私は、お産に立ち会う医療者の立場として、赤ちゃんを迎える家族をサポートできるように努力していきたいと思います。
無介助出産では、出産する母親とその家族が全責任を負うことになるので、その負担は大きすぎると思います。
医療者の立場はそれを軽減するものだと思っています。
以上、やんばるのレモンとシークワーサーと自宅出産と無介助出産についてのコメントでした。
Posted by 島袋 史 at 03:01│Comments(0)
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