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2013年12月17日

海を越えてやってきた本

私の趣味は読書です。

できればずっと大好きな本に囲まれていたいとおもって、小学生中学生の時には図書館司書が憧れの職業でした。
将来図書館司書になりたい、と考えたこともありました。

高校1年生までは、大好きな英語をもっと勉強して、将来は英語を使った職業に就きたいと思ったりもしました。
留学にもあこがれていました。結局留学はしませんでしたが、今でも憧れます。
海外旅行は、インド、アメリカなどに1か月くらい行ったことはあります。それ以外は短期の旅行がオーストラリア、シンガポール、香港には友達がいて何回も行ったことがあります。
高校で選択科目を選んだ時に、かなり文系にかたむいていたのですが、それでは将来の選択が狭まってしまうよとアドバイスをうけて、物理や微分積分などの理系科目も選択しました。
これらの科目はかなり苦手で、今でもさっぱりですが、それでも高校2年生になってからは、将来は手に職をつけたい、大学で資格がとれる職業を検討するようになりました。その中で、医師も選択肢の一つとなり、アドバイスをうけて、理系科目を選択してよかったとつくづく思いました。理系科目を選択していなかったら、医学部受験自体ができなかったですから。
そして、なんとか医学部に入学することができて、医師になるという道が開けました。

医学部に入ってから、将来の選択肢として、産婦人科を考えたのは5年生くらいからですが、中学生の時には思いもよらなかった自分になったなあと思います。

英語に関しては高校生までは一生懸命勉強しましたが、結局、本格的に使えるようにはなりませんでした。今は英語ができるスタッフがたくさんいるので、とっても助かっています。

世の中断捨離が流行りですが、私はまだまだいろんなものが捨てきれません。特に本は絶対に捨てたくないと、2年前に引っ越しの際には新しい部屋は壁一面本棚という部屋を作りました。引っ越し後も本は増え続けていて、本棚も増やしました。出入り口もだんだん狭くなってきています。高校生の時に処分してしまった本が惜しまれて、実は中古で買いなおしたりもしました。売るときにはタダ同然なのに、買うと結構高いので、やっぱり処分しなければよかったと思ったものです。

うちの家族はみんな読書好きで、沖縄市立図書館にはとってもお世話になっています。近くまで移動図書館ちえぞう君が来てくれるので、いつもいろいろと本をリクエストしたりします。
先日はちょっと気になってリクエストした本が無事に図書館から届いて、読むことができました。

それはこんな本でした。

「本を読んだ人だけがどんな時代も生き抜くことができる 」  千田 琢哉著
著書累計120万部超の文筆家・千田琢哉は、大学時代4年間だけでも書籍購入代が1000万円を超えるほど本を読んできました。そして現在では、その読書量は膨大なものとなりました。そんな著者が選んだ、今の厳しい時代を生き抜くための25冊を紹介します。「仕事とは何かを知る」「お金と成功の仕組みを知る」「残酷な社会の目利きになれる」「世の中の真理を教えてくれる」など、テーマごとに徹底紹介します。

ということで本を紹介する本で、中では25冊の本が紹介されていて、その中の興味をもった何冊か購入して読んでみました。
今は、その中では、「E=mc2 世界一有名な方程式の伝記」と「自分を「最高に高める」頭の使い方」を読んでいます。
他にも、「人の哀しみがわかる医者になって欲しい」 帯津良一著(ホリスティック医学で有名な先生です。)や、「子どもとマスターする50の考える技術・話す技術」なども読んでいます。同時進行で何冊か読んでいて、なかなか読書の時間が取れないので、読み終わるまでには時間がかかったりしますが、値段が高い本は図書館で借りたりして、期限があると結構早く読み終わったりするので締め切りって大事だなと思ったりします。

「自分を「最高に高める」頭の使い方」は 新書で500円くらいの本だったのが絶版になっていて、アマゾンで中古でものすごーく高値でしか売られていなかったので、沖縄市立図書館にリクエストしてみました。
そしたらなんと、沖縄県内には蔵書がなくて、あちこちから探した結果、山口県萩市立図書館から借りましたということで、本が届きました。
萩は私の母の生まれ故郷で、子供のころは休みのたびに萩にいって祖父母と過ごしたところです。小学生のころは毎年夏は萩の菊ガ浜で海水浴を毎日のようにしていました。その萩からなんと海を越えてわざわざ本を借りることができたということで感激しました。
そんなに遠くからわざわざきてくれた本で本当にありがたいです。しっかり読ませてもらいます。ありがとうございます。

海を越えてやってきた本

よその図書館から借りた本は沖縄市立図書館の袋に入れて貸し出されます。
しっかり萩市立図書館のラベルが貼られています。







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Posted by 島袋 史 at 04:41│Comments(1)日記
この記事へのコメント
感じたことを言葉にすることを僕はとても大事に思っていますが、感覚を言葉として紡ぐには、言葉そのものを知らなくてはいけません。

そういう意味で、土地も時代も言語も超えて、あらゆる言葉を届けてくれる本にはとても助けられてきました。

インターネットの充実で、本を読む機会が減っていますが、それでもやっぱり本が好きです。
Posted by ohtk at 2013年12月20日 19:00
 
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