2013年02月08日
母乳育児と肥満
母乳育児されることによって、子どもの健康にプラスになることはたくさんありますが、そのうちの一つに将来肥満になりにくいということが挙げられます。
母乳育児によって将来肥満になりにくい理由としていくつかあげられます。
①ほ乳瓶と違って、残りが見えるわけではないので、子どもが自分で飲む量を調節しやすい。
②かむようにあごをしっかりと動かしておっぱいを飲むことであごが発達する(これには異論もありますが)
③母乳に含まれるさまざまな味を感じることで味覚が発達する。
④人工乳より母乳の方が糖分がすくない。
ですが、極端な肥満は母乳栄養児に多いという話もあります。
小児科医の先生で肥満について研究されている先生の講演をきいたいことがあるのですが、肥満度の高い乳児は母乳栄養児が今は多いそうです。
飲む量を設定せずに母乳を飲むことで、極端な肥満になってしまうのは母乳栄養児のほうなのだそうです。
とはいえ、乳児期にかなり体重が増えても、そのうちスリムになるだろうとたかをくくっていました。
上の3人は2才過ぎるまではぽっちゃりでしたが、その後は細くなっていきましたから。
うちのこどもたち4人を比べてみると、
出生体重 1か月 3~4か月 7~8か月
① 3400g 4270g 7250g 9030g
② 2520g 3840g 7450g 8900g
③ 2842g 4308g 7390g 9000g
④ 3345g 5320g 8000g 10.15kg
1歳 2歳 3歳 5歳
① 10.2kg 13.2kg 15.5kg 19.8kg
② 10.0kg 14.1kg 16.5kg 22kg
③ 10.5kg 12.8kg 14.6kg 18kg
④ 11.4kg 15.6kg 17kg 18.2kg(3才9ヶ月)
上のこどもたちは1歳くらいまでの体重の増え方は同じくらいで、第2子次女はちょっとぽっちゃり、小学校6年の今でも少し太めですが、とても太っているというほどではなく、長女、次女、私と今ではほとんど同じ体重で、身長もほぼ同じという状況です。
長男も好き嫌いなくよく食べるのですが、1歳過ぎてからはスリムになっていったので、第4子の次男もそのうち細くなるだろうとあまり心配していませんでした。
けれども、炭水化物が大好きで、あまりかまずに早食いをするなどの悪条件もかさなり、肥満街道まっしぐらの状況になってきていて、2歳過ぎてからは心配するようになってきました。
なるべくかむように、おばあちゃんはよく散歩に連れ出して歩かせたりしていますが、母親が一緒だと甘えて歩こうとしません。
よくかんで食べすぎないよ~、食べ過ぎたらたぬきのおなかになるよ~と言い聞かせると、
いいよ~たぬきのおなかになるんだよ~といって、パンパンにふくらんだおなかを見せたりします。
長男は今はすこしやせている位です。
現在5歳になったばかりの長男が18kg、今月3歳になる次男が17kg、頭一つ分近く身長の違う二人が、ほとんんど同じ体重なので、次男がすごく重く感じます。
長男 身長101.6cm 体重17kg(半年前)
次男 身長91.8kg 体重17.2kg(先月)
次男は、みんなから、重たい重たいと言われ続けているので、抱かれると自分から「重たいでしょ~」と言ってきたりします。
みんな同じように育っているはずなのに、どうして次男だけこんなに肥満になってしまったのだろう、2歳になったらだんだんみんな細くなっていったのに、この子はもうすぐ3才になるのにまだ丸いままだなあ、と思ってしまいます。
細い長男とずんぐりむっくりと次男と対照的な二人です。
よく体重増えている子でも、おっぱい飲むのを制限したほうが良いとは思わないです。
体重が少し増えすぎているなあと思われる場合には、泣くたびにすぐ授乳するのではなく、本当におなかがすいているのか、おっぱいですぐに口をふさがないで、赤ちゃんの様子をみてから授乳したほうがよいですよ、とアドバイスする程度です。
少々増えても母乳栄養児はそのうち細くなるからと思っていました。
ですが、次男はよく体重が増えました。1か月で2kg、その後も8kgになるまでは1か月に2kgずつ増え続けました。
やはり増えすぎだったかと今から振り返って反省してはいます。
昔の赤ちゃんコンクールで優勝するようなよくふとった、(太りすぎた)赤ん坊でした。
中年太りをずっと気にしている夫が、自分も子供のころは次男のような体形だったということでした。そんな夫も高校生のころから20歳くらいまでは細かったですが、大学卒業くらいには太ってきて、10年ほど前に一時やせましたが、その後リバウンドしてからはあまり変わらない体形をしています。
なんとか彼のダイエットが成功するように、痩せるお茶やサプリメント、運動する機械などを購入してあげるのですが、あまり今のところ変わりはないです。
きっと次男も中年になったらこんな風になるのかなと思いつつ、なんとかもう少し痩せるように働きかける毎日です。
最近は次男があまり食べなくても、もう少し食べなさいと勧めることはなくなりました。
この間も、保育園のお昼ごはんで、
「大盛りがいい~」
と先生のご飯をさっさと持って行って食べてしまったようです。
時間があったら、一緒に保育園まで歩いたほうがよいのでしょうが、ついつい自転車の後ろに乗せて、ぴゅーっと行ってしまいます。
取り留めなくなってきましたが、結論として母乳栄養児でも肥満児になることがあるということで、母乳は量がわからない分、とっても多く飲みすぎてしまうことがあるので、体重がちょっと増えすぎだなーと思ったら、泣いたらすぐ飲ませるのではなく、おなかがすいているのかな、と様子を見ておっぱいをあげるようにしましょうね。
母乳育児によって将来肥満になりにくい理由としていくつかあげられます。
①ほ乳瓶と違って、残りが見えるわけではないので、子どもが自分で飲む量を調節しやすい。
②かむようにあごをしっかりと動かしておっぱいを飲むことであごが発達する(これには異論もありますが)
③母乳に含まれるさまざまな味を感じることで味覚が発達する。
④人工乳より母乳の方が糖分がすくない。
ですが、極端な肥満は母乳栄養児に多いという話もあります。
小児科医の先生で肥満について研究されている先生の講演をきいたいことがあるのですが、肥満度の高い乳児は母乳栄養児が今は多いそうです。
飲む量を設定せずに母乳を飲むことで、極端な肥満になってしまうのは母乳栄養児のほうなのだそうです。
とはいえ、乳児期にかなり体重が増えても、そのうちスリムになるだろうとたかをくくっていました。
上の3人は2才過ぎるまではぽっちゃりでしたが、その後は細くなっていきましたから。
うちのこどもたち4人を比べてみると、
出生体重 1か月 3~4か月 7~8か月
① 3400g 4270g 7250g 9030g
② 2520g 3840g 7450g 8900g
③ 2842g 4308g 7390g 9000g
④ 3345g 5320g 8000g 10.15kg
1歳 2歳 3歳 5歳
① 10.2kg 13.2kg 15.5kg 19.8kg
② 10.0kg 14.1kg 16.5kg 22kg
③ 10.5kg 12.8kg 14.6kg 18kg
④ 11.4kg 15.6kg 17kg 18.2kg(3才9ヶ月)
上のこどもたちは1歳くらいまでの体重の増え方は同じくらいで、第2子次女はちょっとぽっちゃり、小学校6年の今でも少し太めですが、とても太っているというほどではなく、長女、次女、私と今ではほとんど同じ体重で、身長もほぼ同じという状況です。
長男も好き嫌いなくよく食べるのですが、1歳過ぎてからはスリムになっていったので、第4子の次男もそのうち細くなるだろうとあまり心配していませんでした。
けれども、炭水化物が大好きで、あまりかまずに早食いをするなどの悪条件もかさなり、肥満街道まっしぐらの状況になってきていて、2歳過ぎてからは心配するようになってきました。
なるべくかむように、おばあちゃんはよく散歩に連れ出して歩かせたりしていますが、母親が一緒だと甘えて歩こうとしません。
よくかんで食べすぎないよ~、食べ過ぎたらたぬきのおなかになるよ~と言い聞かせると、
いいよ~たぬきのおなかになるんだよ~といって、パンパンにふくらんだおなかを見せたりします。
長男は今はすこしやせている位です。
現在5歳になったばかりの長男が18kg、今月3歳になる次男が17kg、頭一つ分近く身長の違う二人が、ほとんんど同じ体重なので、次男がすごく重く感じます。
長男 身長101.6cm 体重17kg(半年前)
次男 身長91.8kg 体重17.2kg(先月)
次男は、みんなから、重たい重たいと言われ続けているので、抱かれると自分から「重たいでしょ~」と言ってきたりします。
みんな同じように育っているはずなのに、どうして次男だけこんなに肥満になってしまったのだろう、2歳になったらだんだんみんな細くなっていったのに、この子はもうすぐ3才になるのにまだ丸いままだなあ、と思ってしまいます。
細い長男とずんぐりむっくりと次男と対照的な二人です。
よく体重増えている子でも、おっぱい飲むのを制限したほうが良いとは思わないです。
体重が少し増えすぎているなあと思われる場合には、泣くたびにすぐ授乳するのではなく、本当におなかがすいているのか、おっぱいですぐに口をふさがないで、赤ちゃんの様子をみてから授乳したほうがよいですよ、とアドバイスする程度です。
少々増えても母乳栄養児はそのうち細くなるからと思っていました。
ですが、次男はよく体重が増えました。1か月で2kg、その後も8kgになるまでは1か月に2kgずつ増え続けました。
やはり増えすぎだったかと今から振り返って反省してはいます。
昔の赤ちゃんコンクールで優勝するようなよくふとった、(太りすぎた)赤ん坊でした。
中年太りをずっと気にしている夫が、自分も子供のころは次男のような体形だったということでした。そんな夫も高校生のころから20歳くらいまでは細かったですが、大学卒業くらいには太ってきて、10年ほど前に一時やせましたが、その後リバウンドしてからはあまり変わらない体形をしています。
なんとか彼のダイエットが成功するように、痩せるお茶やサプリメント、運動する機械などを購入してあげるのですが、あまり今のところ変わりはないです。
きっと次男も中年になったらこんな風になるのかなと思いつつ、なんとかもう少し痩せるように働きかける毎日です。
最近は次男があまり食べなくても、もう少し食べなさいと勧めることはなくなりました。
この間も、保育園のお昼ごはんで、
「大盛りがいい~」
と先生のご飯をさっさと持って行って食べてしまったようです。
時間があったら、一緒に保育園まで歩いたほうがよいのでしょうが、ついつい自転車の後ろに乗せて、ぴゅーっと行ってしまいます。
取り留めなくなってきましたが、結論として母乳栄養児でも肥満児になることがあるということで、母乳は量がわからない分、とっても多く飲みすぎてしまうことがあるので、体重がちょっと増えすぎだなーと思ったら、泣いたらすぐ飲ませるのではなく、おなかがすいているのかな、と様子を見ておっぱいをあげるようにしましょうね。
Posted by 島袋 史 at 17:26│Comments(0)
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