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2018年04月24日

自然飼育の卵

先日、ゆいクリニック通院中の患者さんから、自然飼育の卵を頂きました。

卵の殻も変わった色で、普通の鶏の卵ではないのかしらと思わせました。
色とりどりの卵でしたが、割るとどの卵もみんなとても明るい黄色でした。

自然飼育の卵


飼料にもこだわって自然飼育している有精卵とのことですが、有精卵は温度管理も難しいし、なかなか扱いが大変なのだそうです。(先日EMホテルの農場で話を聞きました。)

無農薬野菜、ハーブ、32種類を乳酸発酵し与えた安全安心の台違い有精卵 遺伝子組み換え飼料、抗生物質、ホルモン剤などの薬剤を一切与えておりません。 とのことです。
TASATO FARM 沖縄県中城新垣490-1

自然飼育の卵

紹介されているページがありました。
http://okinawa-likes.tumblr.com/post/137126102588/%E3%81%93%E3%81%A0%E3%82%8F%E3%82%8A%E3%81%AC%E3%81%84%E3%81%9F1%E5%80%8B500%E5%86%86%E3%81%AE%E3%81%9F%E3%81%BE%E3%81%94-%E7%94%B0%E9%87%8C%E3%83%95%E3%82%A1%E3%83%BC%E3%83%A0

こちらのページでは卵一個500円と紹介されていて、「一個500円~!!!」とちょっと目の玉飛び出ましたが、直接お伺いしたところ、以前はとてもえさにこだわってものすごーく手をかけて500円で販売していたこともあったけど、今は一個100円だとの事でした。
一個100円でもとても高いですが、それでもこだわってとてもよいえさをあたえ、しっかり運動させているとのことで本当に素敵です。
また卵の色はしっかりうごいて元気に育てると明るい黄色なのだそうです。
オレンジ色を栄養有りと宣伝している卵もありますが、わざと赤くなるような飼料を与えていたりする場合もあるそうです。


とても貴重な卵で、卵ごはんでいただきました。

自然飼育の卵

新鮮な卵はゆで卵だと白身がからにくっついてしまってもったいないので、ゆで卵はお勧めしないのだそうです。

とても素敵な卵を本当にありがとうございました。

病気ならない生き方の著者である、新谷弘実先生は植物性食品85%、動物性食品15%、それも肉より魚をお勧めしています。

自然飼育の卵


以前から現代人はたんぱく質不足なので、もっとたんぱく質を取るようにと患者さんにもお勧めしていましたが、たくさん食べたからと言って、身体の中のたんぱく質が増えるとは限りません。

このような良質のたんぱく質を少しずつしっかりとよく噛んでいただくことで、きちんと栄養が摂れるのではないかなと思います。
お肉もたくさん食べても抗生物質がたくさん使われていたり、食べている飼料が良いものではない動物のお肉では、身体にも食べて負担になるばかりだと思います。
昨年は、お中元に自然飼育で、とても餌にもこだわったという豚肉を頂きましたが、本当に貴重なものを少しずつ良く噛んで食べる、これが動物性食品の理想の食べ方かなと思います。

また、腸の状態が良くないと、たくさん食べても腸に負担をかけるだけで、栄養になるどころか、腸の中で腐って腸内環境を悪くしてしまうかもしれません。
食べ物を食べる時には、本当によく噛んで少しずつしっかりとからだの栄養になって下さいとお願いしつつ食べることが大切だなあと思います。
以前から早食いで全然噛んでいなかった私がいうのもなんですが、こういったことに気付いたので、少しでも栄養が摂れるように心掛けたいと思います。


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Posted by 島袋 史 at 03:15│Comments(0)日記栄養
 
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