てぃーだブログ › ゆいクリニック院長日記 › 診療 › 日記 › ヒーリングタッチのセミナー 2013

2013年05月06日

ヒーリングタッチのセミナー 2013

ヒーリングタッチのセミナーを受けました。

ヒーリングタッチホームページ
http://www.ht-tokyo.jp/index.html

ヒーリングタッチとは
ヒーリングタッチ(http://www.healingtouchinternational.org/)は、1980年米国の看護師ジャネット・メンゲンによって開発された、健康と癒しのためのエネルギーフィールドを整えるセラピーです。身体、または、身体から数センチ離れたところに存在するといわれているエネルギーフィールドに手でタッチする(触れる)ことで、エネルギーフィールドやそこから身体へ流れるエネルギーを制御するエネルギーセンターに影響を与えます。ヒーリングタッチは、クライアントが自ら癒されていくために、エネルギーシステムの調和とバランスを取り戻すことを目的とする、身体への侵襲性の極めて少ない技術です。

ヒーリングタッチにより、受け手は、心地よさ、リラックス、痛みの軽減、気分の向上、安心感などを得ることができます。また、自分自身に行うこともできます。

ヒーリングタッチは、米国の看護師の間で幅広く利用されています。医療、術後ケア、精神医学、健康増進、ホスピス、小児科、老人病のケアなど、様々な看護の分野で活用されています。1988年に、アメリカンホリスティックナース協会(AHNA)は、ヒーリングタッチの素晴らしい実績に対して、ホリスティック・ナース・オブ・ザ・イヤーを授与しました。現在、ヒーリングタッチは、アメリカ、カナダ、アジア諸国、ヨーロッパ、アフリカなど、世界各国に広まっています。


このセミナーは2011年9月の開業前に受講しました。

産婦人科開院準備ブログ  http://fumifumi.ti-da.net/e3574080.html

患者さんにもやってあげられたらと思って受講したのですが、結局その後練習の機会がなく、なかなか実践できませんでした。
今回セミナーの受講の案内がきて再受講のお誘いもありました。
お休みが2日間まるまるとれるかどうか分からないので、迷いました。それにゴールデンウィークのどまんなか、子どもたちはどうしようと迷いました。
結局、連休でこのあたりの出産予定日の方は少なかったので、お産があたる可能性は低いかなと思って、申し込みしました。
夫にはちょっと無理矢理許可をもらいました。
子どもたちはホロホロルーム( http://yuicl.ti-da.net/e3980587.html ) にお願いすることにして、受講することを決めました。


ヒーリングタッチのセミナーはレベル分けされていますが、最初に受講するレベル1を以前受けていて、今回も同じセミナーを受けました。

◎レベル1ワークショップ内容◎

レベル1は、認定インストラクターが直接教える15時間以上のプログラムです。経歴、職業を問わずどなたにでもご参加いただけます。エネルギーベースのセラピーの概念とテクニックを学びます。自己の成長への強い意志が求められます。

以下の事柄を学びます。
・ 人間の肉体、感情体、精神体、霊体の健康と、エネルギーシステムとの関係
・ ヒーリングタッチの基礎となるエネルギーの原則
・ エネルギーフィールドとエネルギーセンターのアセスメント
・ ヒーリングタッチの基礎的な流れ
・ ヒーリングタッチで使われるエネルギーワークのテクニックの実習
・ ヒーリングタッチの自分自身にむけての使用方法、そして専門的な使用方法
・ ヒーリングタッチの使用における、求められる倫理規定と行動基準


再受講して新たな気持ちで以前習ったことをきいてとても勉強になりました。
というか、以前受講した内容をすっかり忘れていて、本当に新鮮な気持ちで受講しました。
なかなか忙しいと診療中に実践する余裕が無かったりしますが、スタッフと一緒に勉強して、今後活用していきたいと思います。

創始者のジャネットさんの言葉で、【Just Do the Work】] ということを特に強調されていたということです。
できたかどうかとかではなく、まずはやってみる、ということ。
ヒーリングタッチ自体は侵襲性の無いケアなので(なにしろ体に触れないか触れてもそっと優しく触れるだけなので)、とにかくどんどんやりやすいですし、またやらないとエネルギーを感じる力も養われないと言うことでした。
私は感じる力が弱いなと思っていて、セミナー中もエネルギーを感じたと思えるチャンスはほとんど無かったのですが、感じないわ、ではなく、感じているかどうか集中しながらやり続けることが大切とアドバイスをもらいました。
気の力を感じる機会は今までにもあって、手のひらを耳に近づけると気を感じたり、手のひらを近づけるとあまり近づけなくても温かさを感じたりという機会はありました。これが生体のエネルギーを感じることかなと考えています。


今回のセミナー受講にあたっては、夫から
「なんでゴールデンウィークにセミナーやるの?」
「こどもの日はどうなるのか」
などと言われました。
子どもたちには申し訳ないですが、セミナー開催の4,5日にはホロホロルームにお願いしました。
連休中に2日間続けてホロホロルームに行ってくれた子どもたちにも感謝です。
また、このセミナー中含めてゴールデンウィークのお休みの間お産はなく、セミナー中いつクリニックから呼び戻されてもよいように、ずっと携帯を自分の近くに置いていましたが、一度も呼び戻されずに最後まで受講できたことも感謝です。
瞑想中に携帯がならなくてよかった。でも緊急時にすぐに電話にでられないと困るので、携帯はバイブにはしていませんでした。バイブにしても結構うるさいことはうるさいですよね。


講師のLori先生 ローリー・プロツマン 認定インストラクターと

ヒーリングタッチのセミナー 2013


沖縄主催者のちとせさんと通訳であり、認定プラクティショナーの島村さんとLori先生と一緒に

ヒーリングタッチのセミナー 2013

最後に修了書をもらって、みんなで記念写真撮りました。

ヒーリングタッチのセミナー 2013

前回受講してからまったく練習してこなかったのですが、改めて受講してみて、妊娠出産にかかわって行いやすいサポートだと実感しました。
人間の体の周りにはエネルギー体があり、それに癒しを与えるという概念はなかなか一般には伝わりにくいかもしれませんが、医療関係者ではない参加者がたくさんいる中で、みなさん抵抗なく、実践を教わっているので、だれでもできるケアだと改めて思いました。
ただ、ヒーラーとして、お金をもらってヒーリングタッチを実践していくには少なくともレベル4まで受講しないといけなくて、レベル1~3はそれぞれ18時間、レベル4、5は25時間のセミナー受講が必要なのだそうです。

ヒーリングタッチの良いところは、ヒーリングを行う人がエネルギーを渡して、枯渇するわけではなく、エネルギーは地球から無限大に与えられて、受け手は癒しを得られ、ヒーラーも相乗効果を得られて、癒しをもらった相手が癒されて、そのエネルギーがヒーラーに戻ってくるというところだと思います。また治すわけではなく癒しを与えるということもポイントだと思います。癌そのものを治すことはできなくても、癒されることで死に直面した状況でも癒しが得られるとのお話でした。

また、人生の転機において行われるセラピーも習いました。
出産後早期の母と子において行われるとお母さんと赤ちゃん双方に癒しがもたらされるとのことです。
赤ちゃんをお母さんの胸の上に置いて、お母さんのセラピーを行うと生まれたての赤ちゃんにもお母さんにもとても良いそうです。
是非今後クリニックで取り入れたいと思います。
また、痛みを取り除くためのヒーリング手法もいくつか習いました。陣痛中のケアにも応用できると思います。

ヒーリングタッチを取り入れたいと約2年前にもそう思っていたのですが、あのときには開業時の忙しさに紛れて、結局実践できなかったのですが、今回はスタッフが何名か受講したので、一緒にやっていけると思います。
自分自身がエネルギーを感じなくても、癒しは起こっていますよ、という講師の先生の言葉に勇気づけられました。
理解しなくてもとにかく実践していくことで、力はついてくるとのことでした。

以上セミナー受講報告でした。






  • LINEで送る

同じカテゴリー(診療)の記事
当院での4回目の出産
当院での4回目の出産(2018-11-06 04:25)


Posted by 島袋 史 at 00:27│Comments(0)診療日記
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

QRコード
QRCODE
アクセスカウンタ
読者登録
メールアドレスを入力して登録する事で、このブログの新着エントリーをメールでお届けいたします。解除は→こちら
現在の読者数 29人
プロフィール
島袋 史
島袋 史
産婦人科ゆいクリニック http://www.yuiclinic.com/